ささくれ

 

誰でも何回かはささくれを経験していると思いますが、ささくれとは爪の周辺の皮膚や甘皮が乾燥し裂けてしまう症状のことです。甘皮の乾燥や傷によって起こり、出血してしまう場合もあります。

 

また、ささくれができた場合には、実は「爪周囲炎」となっていることもあるのです。ささくれは、手で無理やり引きちぎったりせずに、キューティクルオイルなど塗って甘皮に潤いを与えて柔らかくした後、ニッパーなどで根元から切るようにしましょう。

 

そのまま放っておくと感染症を引き起こすこともありますので、処置は早く行った方が良いでしょう。

 

このささくれは乾燥することによって起こることが多いため、保湿することを心がけると良いでしょう。例えば、キューティクルオイルなどを使用したり、手袋をして睡眠をとるのもいいと思います。

 

ただし、過度の保湿はムレを引き起こすことにもなり、水虫や爪白癬の原因にもなってしまいますので注意しましょう。

 

ささくれの原因にはビタミン不足もあります。そのため、日頃からビタミンを補給することを心掛けることも大切です。

 

食事からビタミンを補給できればそれに越したことはありませんが、簡単なのはビタミン剤を使用することです。そもそも爪というものは体調の影響を受けるものです。食生活のみだれやストレス、洗剤などの刺激物なども、ささくれの原因となります。